有力支援者にロシア軍需産業の元大物、英首相候補のジョンソン氏
クレムリンの中枢と関わりのあるロシア軍需産業の元大物が、英保守党の主要な支援者であるとともに、メイ首相の有力な後任候補ボ...
ロシアの武器商人が、英国の政治に影響力を行使しているのでは?というニュースです。
武器商人は、戦争、紛争があれば儲かるし、そのリスクが高いほど利益が上げられるというコトで、忌み嫌われる存在であると同時に、先進武器を自国で生産できない国々や、集団にとっては頼るべき存在かも知れません。
もともとロシアで国防の中枢にいたアレクサンドル・テメルコ氏が現在、ロシアとすっぱりと切れて、イギリスのためにのみ、働いている、と言うような夢物語を信じる夢想家はいないと思う。
そもそも、ロシアが許さない。
つまり、それは、本当にロシアの国益にならないと判断されたなら、現在生きていないと言うこと。
逆に言うと、アレクサンドル・テメルコ氏は、今もロシアにとって国益になるから放置、あるいは保護されているという意味だ。
民主主義国家の構造的な弱点は、市民権をもつ誰でもが自由に政治活動を行えること、つまり民主主義の根幹そのものだ。
その役割を担う人物が本当に国籍や市民権があるか、実在の人物かも実際は分らない。
また、情報操作やハッキングによって、おおきなフェイクニュースも流せるし、印象操作も出来る。
世論に大きな影響を与えることができる。
一連の動きは、サイバー戦争の一端として行なわれている。
そして、それらの担い手は、中国やロシアである事が多く、西側の人間としては、彼らが未だに我々の敵対国家としての顔をハッキリと見せていることを折々に感じるわけだ。
妻がロシア人であると言うことは、このリスクが発火点を迎えて有事の際にどうするかを考える必要がある事、彼女たち、子どもたちの人権が守られる成熟した社会であるか常に意識することが求められている。
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